ゆたか建築設計事務所

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ベランダ防水工事

加藤 守 更新:2017/2/27

こんにちは、加藤です。

先日、ベランダの防水工事を行いました。

↑ ベランダの保護モルタルに亀裂が入っています。

このモルタル仕上げの下のシート防水が切れているのではと思い、

仕上げのモルタルをすべて斫りとってみました。

斫ってみると防水層がなくコンクリートスラブがそのまま出てきました。

ここは築30年程度のお宅だったのですが、建設当時はベランダの防水に

関する規定が甘く、今の一般住宅で見られるシート防水やFRP防水をせ

ず、防水モルタルだけで仕上げていたようです。

洗濯機や給湯器を置いて歩行するということもあり、塩ビシート防水を

行いました。

ベランダ下は駐車場となっていたため室内への影響等はありませんでしたが、

水が浸入するということは、建物の鉄筋・鉄骨等の構造体へ深刻なダメージ

を与えてしまう事になります。

近年、リフォームやリノベーションによって、建物を再利用していこうと

いう流れの中で、断熱性能の向上や設備機器の導入等の機能面の向上に目が

いきがちですが、建物を長く持たせるためにはむしろ、こういった防水工事

等のメンテナンス工事が重要になります。

いざ建物に影響が出てからでは手遅れな場合もあり、工事費用も大きくかかっ

てしまう場合もありますので、建物の新旧に関わらず、良い家に住むためには

定期的なメンテナンスをお勧めします。

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