ゆたか建築設計事務所

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建物の定期報告

滝井 恵子 更新:2015/11/10

お世話になっております、滝井です。

この時期になると依頼される仕事のひとつに「特殊建築物等の定期報告書」の作成があります。

これは簡単に言うと不特定多数の集客があるような建物は、建てた後定期的に検査をし、報告をしなさい。

といったある意味メンテナンス的な事を法律的に義務付けているものです。

という事で、私の担当はとある老人福祉施設と今年から新規に依頼があった店舗の2件です。

毎年行う検査は「非常用照明」や「換気扇」、「排煙設備」などの建築設備。

2年に一度行う検査は「タイルなどの剥離の有無」「廊下幅が有効に確保されているか」などといった建物自体の検査。

↓ 換気扇の風量チェック

換気扇

↓ 外壁タイルの剥離の有無を確かめるべく、打診棒での打診検査

打診

この打診棒は先端にボールが付いていてタイルをなでるように横に動かします。

目には見えなくても内部で剥離があるとボールを転がしている音が変わります。

 

こんな感じで決められた事項を次々と検査していきます。

そして検査が終わると「照明器具の電球が切れています。」とか「このコンロに見合った換気風量ではありません。」とか「防火戸の前に荷物が置かれてしまっています。」なんて報告書を作成していきます。

それをオーナー様が是正していく、といった感じです。

つらつらと書き綴ってきましたが、私たち設計士は何もない段階からお施主様の要望に沿いながら建物を作り上げていくのがメインですが、建て終わった後の建物にもこうして携わっています。

少し真面目なお話です。

 

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