消防中間検査 ~ 埼玉 ~
吉永 敏久 更新:2016/6/29
こんにちは。吉永です。
弊社では、静岡県外でも設計監理業務を行っています。
今回は、埼玉県内で建設中の障害者就労移行支援施設の現場を紹介します。
建築基準法で用途や面積などから「防火上主要な間仕切壁」を設けなければならない場合があります。
防火上主要な間仕切壁等は、小屋裏や天井裏を通じて火災が延焼拡大することを防ぐために設ける区画壁として 重要な役割を果たすために、確実に小屋裏まで施工しなければなりません。
工事が進むにつれ見えなくなってしまう部分をしっかりと確認することは設計監理者として責任重大です。 埼玉県では、見えなくなってしまう防火上主要な間仕切壁が適切に施工されているか、消防署が中間検査を行っています。
先日は、消防署の中間検査を受け、施工に対する指導や指摘もなく、十分な品質管理がなされているという結果を頂きました。 今後も竣工、引渡しまで、しっかりと監理をしながら施工者と共に工事に携わって行きたいと思います。
消防署が厳しい眼で施工状況を確認します。
訓練室の床はセルフレベリング材の準備中です。
床の高さを決めるビスは全てレベルを確認済みです。
施工者の丁寧な仕事と品質管理は監理者として頼もしい限りです。
設計:(株)ゆたか建築設計事務所
施工:(株)矢島工務店