防火地域の木造住宅
大山 繭子 更新:2017/8/5
『防火地域』と聞くと、木造で建てられるのかな?思われる方もいらっしゃるかもしれません。
建築基準法では防火地域内の建築物は、
階数が3以上、または延べ面積が100㎡を超える建築物は耐火建築物とし、
その他の建築物は耐火建築物又は準耐火建築物としなければならない という決まりがあり
防火地域でも耐火又は準耐火建築物なら建てられるのです。
耐火木造は環境への配慮・建設コストのダウンなどを理由に現在都市部の戸建て住宅や公共施設等で需要が高まりつつあります。
現在防火地域内の木造住宅を設計しています。
100㎡を超えず準耐火建築物としての計画ですが、私としても木造準耐火は初めてなので勉強しながら進めています。
着工~工事~完成と順を追って報告できたらと思います。